IMG_6578-rcs1.jpg

 
ニュース     Ginza nozaki について     おしながき     お店の情報     店主ブログ
 

お店のコンセプト

 
2013年5月、
このホームページを改装するにあたり、
2009年に書いたお店のコンセプト(下記)を読み直してみました。

このコンセプトは、変えなくてもいいな。
というのが感想です。

しかし、3年半程の経過に基づいて付け加えると、
やはりお店という空間には人が重要だということです。

人がいるということ、会話があるということ、
そこからリアルで人に心地よい空間が生み出される。
そのことです。

そのことを大切に、
目標とする赤字解消を目指してやって行きたいと思っています。
目標をお披露目したことは、
ちょっとコンセプトとはずれたかもしれませんが、
お許し願います。

 
追われているような毎日の中、
気軽でくつろげる落ち着いた空間が作れたらいいな。
と、思い続けていました。

でも、本格的なバーや料理店はできないから、
空間を大切にした「お酒と軽い食べ物」の店かな、と。
そんな訳で、
数年前からその店の理念やコンセプトを書き溜めていました。

2009年の7月、
ふとあたためていたメモ書を取り出し概要を肉付けし始めました。
なんの当てもなく。

酒は、ワイン、日本酒、ビール、・・・、
そうそう飲めない方にオレンジジュースも必要だな。
食べ物は、ハム、チーズ、サラダ、・・・、
赤坂見附の美味しいバケットも必要だな。

場所は、銀座か京橋かな。
店の大きさは、8坪くらい。
客席は、カウンター6席に2人掛けのボックス席が1つで、
合計8席程度。
家賃はいくら位かな、
ネットで調べてみなくっちゃ。

店の壁は、健康によい漆喰。
やはり重みがあって木のフロアーがベスト。
家具は高いけど今使っているメーカーのものかな。
なんて・・・。

2009年8月、
日経の書評欄に面白そうな本が紹介されていました。
「シャルロット・ペリアン自伝」、
ブルーノ・タウトの後任として工芸指導にあたったフランス人女性インテリアデザイナー・・・、
20世紀デザイン史。
波乱の人生の読み物としても・・・。

さっそく手に入れて読んだ本の中に、
「茶の本(岡倉覚三著)」の一説が紹介されていました。

この「茶の本」が、
店のコンセプトの考え方に重要なヒントを与えてくれました。

この本は今まで何回か読んで(目を通していただけであったのです)いたのですが、
再度購入し読み直してみました。
その一説をご紹介します。

「たとえば室の本質は、
屋根と壁に囲まれた空虚なところに見いだすことができるのであって、
屋根や壁そのものにはない。
水さしの役に立つところは水を注ぎ込むことのできる空所にあって、
その形状や製品のいかんには存在しない。・・・」

店とは何か、
どうして店に来てくださるのか、
ということを改めて考えていた私にこの一説は大きなインパクトとなりました。

なぜ人は店に行くのか。
私は、それを「休息のため」だと考えました。

いつのとちがう室に身を置く。
いつもとちがう飲み物を飲む。
いつもとちがう食べ物を食べる。
いつもとちがうサービスを受ける。

そんな空間や雰囲気の時間に浸ることによって体と精神をリフレッシュさせる。
それが本質的な目的ではないかと。

本質ではない屋根や壁が室を作っているように、
本質ではない店の諸々が空間や雰囲気を作り出すことも確かである。

では店をどのように作ればよいのか。
その答えにはまだまだ行き着いていませんが、
おぼろげながら「謙虚」に物事を進めることかなと思っています。

店を形作るパーツでしかない諸々を謙虚に1つずつ精査して集めたり作り出していく。
そんな姿勢の積み重ねが店を作るのじゃないかな、と思っています。

華美でなくいつもとちがう気軽で落ち着いた空間。
そんな店が作られたらいいなと思っています。

nobunoza_2-rcs.jpg


お店のコンセプト

お店の様子


nobunoza
(旧Ginza nozaki)

〒104-0061
東京都中央区銀座
1-14-14-7F

03-3567-1171